2008.11.15
企業の知恵を学校に!
知識は大切だと思います。
なぜならある程度の知識がなければ
土壌の無いところに種をまくようなものだからです。
でも、知識ばかりが多くなっても
それが本当に生きて働く力になるのか疑問をもつこともあります。
せっかく土壌があっても
一方的に膨大な量の種が播かれては芽はうまく育たないような気がするのです。
時には自分で種を探したり、
自分で土壌作りをしたり、
いろんなまき方を試してみることが大切だと思います。
“教師の指導や書物を読めば知識はいくらでも学べるが、大切なのは実際に探求的、独創的な研究や開発活動を行っている企業の生の声…”
ある記事の中の一文ですが、
社会貢献の一環として、
一線で活躍する企業人が学校に関わることは
子どもたちに知識以外のものを与えてくれる大きなチャンスのような気がしました。
私たち親も
子どもサイドの人間として
子どもたちが積極的に自然や社会と関わる接点を作ったり、
子どもたちに実際に体験できる場をたくさん作ってあげることも大切だと思います。
以下記事全文紹介します。
“企業の知恵を子供の教育に
理科教育の充実と企業の協力について話し合う研究発表会「企業とひらく小学校理科教育の未来」が14日、都内で開催され、教育関係者や企業の社会貢献活動担当者らが出席した。
経済産業省の推進する「平成20年度社会人講師活用型教育支援プロジェクト」の一環として行われたもので、基調講演、事例紹介、パネルディスカッションなど盛りだくさんのプログラムの中、企業の出前授業の活用方法などについて熱心な討論がかわされた。
企業は積極的に教育活動を
学校現場の視点から「サイエンスを重視したものづくり・体験学習で育てる、好奇心と探究心」と題して基調講演を行った立命館小学校(京都府)の荒木貴之教頭は、さまざまな企業と連携しながら進めている理科実験の事例を紹介した上で、初等教育の理科授業における「本物から学ぶ」ことの重要性を強調した。
「教師の指導や書物を読めば知識はいくらでも学べるが、大切なのは実際に探求的、独創的な研究や開発活動を行っている企業の生の声。企業としての研究活動あり方、どのように社会貢献していくのかといった知恵を明確に子どもへ伝えてもらうことが、次世代の子どもたちへの最高の贈りもの」と話し、企業活動を自社の利益に終わらせず、積極的に教育活動へ結び付けてほしいと訴えた。
あきらめない心の大切さを伝えたい
理科の教育支援活動を行う企業による事例紹介では、取り組みの内容、社内体制、人材の組織化などが紹介され、「いかに分かりやすく子どもに伝えるかが悩み」「企業と学校を結ぶコーディネーターの存在が重要」といった苦労話やプロジェクトへの意見が披露された。
リサイクル用マグネットなどを生産する植松電機(北海道)の植松努専務は、自社で取り組むロケット開発におけるエピソードを披露。「常に失敗の連続だが、あきらめない心と問題を解決する能力を身につけることができる。既にあるものの暗記は誰でも教えられるが、未来を切り開く能力の重要性こそ、自分たちが子どもに伝えられる一番大切なもの」と熱く語った。
また東京電力の田中丈夫・環境交流グループマネージャーは、1953年にエネルギー啓発活動として開始した電気教室から、出前講座、現在の環境自然学校にいたる歴史を紹介。さらに、教師向けプログラムの開発、OBなどを募っての組織作り、エネルギー関連企業の連携による新講座の創設など、教育CSR(企業の社会的責任)に長く取り組んでいる企業ならではの新企画を詳しく紹介し、参加者は熱心に耳を傾けていた。(2008年11月14日 読売新聞)”
なぜならある程度の知識がなければ
土壌の無いところに種をまくようなものだからです。
でも、知識ばかりが多くなっても
それが本当に生きて働く力になるのか疑問をもつこともあります。
せっかく土壌があっても
一方的に膨大な量の種が播かれては芽はうまく育たないような気がするのです。
時には自分で種を探したり、
自分で土壌作りをしたり、
いろんなまき方を試してみることが大切だと思います。
“教師の指導や書物を読めば知識はいくらでも学べるが、大切なのは実際に探求的、独創的な研究や開発活動を行っている企業の生の声…”
ある記事の中の一文ですが、
社会貢献の一環として、
一線で活躍する企業人が学校に関わることは
子どもたちに知識以外のものを与えてくれる大きなチャンスのような気がしました。
私たち親も
子どもサイドの人間として
子どもたちが積極的に自然や社会と関わる接点を作ったり、
子どもたちに実際に体験できる場をたくさん作ってあげることも大切だと思います。
以下記事全文紹介します。
“企業の知恵を子供の教育に
理科教育の充実と企業の協力について話し合う研究発表会「企業とひらく小学校理科教育の未来」が14日、都内で開催され、教育関係者や企業の社会貢献活動担当者らが出席した。
経済産業省の推進する「平成20年度社会人講師活用型教育支援プロジェクト」の一環として行われたもので、基調講演、事例紹介、パネルディスカッションなど盛りだくさんのプログラムの中、企業の出前授業の活用方法などについて熱心な討論がかわされた。
企業は積極的に教育活動を
学校現場の視点から「サイエンスを重視したものづくり・体験学習で育てる、好奇心と探究心」と題して基調講演を行った立命館小学校(京都府)の荒木貴之教頭は、さまざまな企業と連携しながら進めている理科実験の事例を紹介した上で、初等教育の理科授業における「本物から学ぶ」ことの重要性を強調した。
「教師の指導や書物を読めば知識はいくらでも学べるが、大切なのは実際に探求的、独創的な研究や開発活動を行っている企業の生の声。企業としての研究活動あり方、どのように社会貢献していくのかといった知恵を明確に子どもへ伝えてもらうことが、次世代の子どもたちへの最高の贈りもの」と話し、企業活動を自社の利益に終わらせず、積極的に教育活動へ結び付けてほしいと訴えた。
あきらめない心の大切さを伝えたい
理科の教育支援活動を行う企業による事例紹介では、取り組みの内容、社内体制、人材の組織化などが紹介され、「いかに分かりやすく子どもに伝えるかが悩み」「企業と学校を結ぶコーディネーターの存在が重要」といった苦労話やプロジェクトへの意見が披露された。
リサイクル用マグネットなどを生産する植松電機(北海道)の植松努専務は、自社で取り組むロケット開発におけるエピソードを披露。「常に失敗の連続だが、あきらめない心と問題を解決する能力を身につけることができる。既にあるものの暗記は誰でも教えられるが、未来を切り開く能力の重要性こそ、自分たちが子どもに伝えられる一番大切なもの」と熱く語った。
また東京電力の田中丈夫・環境交流グループマネージャーは、1953年にエネルギー啓発活動として開始した電気教室から、出前講座、現在の環境自然学校にいたる歴史を紹介。さらに、教師向けプログラムの開発、OBなどを募っての組織作り、エネルギー関連企業の連携による新講座の創設など、教育CSR(企業の社会的責任)に長く取り組んでいる企業ならではの新企画を詳しく紹介し、参加者は熱心に耳を傾けていた。(2008年11月14日 読売新聞)”
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経験や
自分自身で体験する事が一番、身に付くと思います。
いわゆる“勉強”だけでなく、企業の“知恵”
いろんな人たちの生きた言葉など
様々な所で様々な関わりがもっと増えると
子供たちも、もっと豊かになれるように思います
自分自身で体験する事が一番、身に付くと思います。
いわゆる“勉強”だけでなく、企業の“知恵”
いろんな人たちの生きた言葉など
様々な所で様々な関わりがもっと増えると
子供たちも、もっと豊かになれるように思います
いつもコメントありがとうございます。
親として
子どもたちに、様々な関わりを経験させたいものですね。
親として
子どもたちに、様々な関わりを経験させたいものですね。
Posted by 空飛ぶミケ猫 at 2008.11.16 21:14 | 編集
当日シンポジウムでお話をさせていただいたものです。
2005年から人口減少が始まり、
少子高齢化が世界最速で進む中、
学力や学習意欲の低下などを踏まえ、
ますます困難な時代を生きていかなければならない子どもたちに、
社会総がかりで、大人たちの力を結集して、
人材育成に取り組まなければならないとの思いで、
お話をさせていただきました。
ですから、このようにブログで取り上げていただくことも、
とても有り難く思っております。
ありがとうございました。
2005年から人口減少が始まり、
少子高齢化が世界最速で進む中、
学力や学習意欲の低下などを踏まえ、
ますます困難な時代を生きていかなければならない子どもたちに、
社会総がかりで、大人たちの力を結集して、
人材育成に取り組まなければならないとの思いで、
お話をさせていただきました。
ですから、このようにブログで取り上げていただくことも、
とても有り難く思っております。
ありがとうございました。
Posted by CSR at 2008.11.17 02:34 | 編集
私は一人の親として
そして、思春期の子どもの子育てを応援する者としてブログを書いています。
私のブログがどれだけの人の目に触れるのか、まだ日も浅くてわかりません。
でも、そんな中で
取り上げた記事の当事者の方から
直接コメントをいただけることは
本当にうれしく幸せなことです。
ありがとうございました。
もちろん、私はこの内容に賛成の立場で書いています。
いただいたコメントのように、
学力や学習意欲の低下など様々な問題を抱えている現代の子どもたちです。
これからますます困難になる時代を生きていかなければならない子どもたちに、
みんなの力を結集して取り組まなければならないと訴えられたことはとても意義深いことです。
どうぞ、これからも大いに活動を進めてくださるようお願いします。
コメント、本当にありがとうございました。
そして、思春期の子どもの子育てを応援する者としてブログを書いています。
私のブログがどれだけの人の目に触れるのか、まだ日も浅くてわかりません。
でも、そんな中で
取り上げた記事の当事者の方から
直接コメントをいただけることは
本当にうれしく幸せなことです。
ありがとうございました。
もちろん、私はこの内容に賛成の立場で書いています。
いただいたコメントのように、
学力や学習意欲の低下など様々な問題を抱えている現代の子どもたちです。
これからますます困難になる時代を生きていかなければならない子どもたちに、
みんなの力を結集して取り組まなければならないと訴えられたことはとても意義深いことです。
どうぞ、これからも大いに活動を進めてくださるようお願いします。
コメント、本当にありがとうございました。
Posted by 空飛ぶミケ猫 at 2008.11.17 21:29 | 編集
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