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2012.11.20

判決文読んで考える

実際の判決文を教材にして「いじめ」に対する指導が行われている。

作り出された教材ではなく、やさしく書き直されているとはいえ、実際の判決文を活用しているのが画期的だと思った。

できれば、「いじめ」と「ふざけあい」だけでなく、「いじめ」と「触法行為」もきちんと区別して取り組んでほしいと思う。

さらに「見て見ぬふりをしている生徒をいじめたのと同じ」、とするなら、
「被害者にも原因があったかも」という意見をもう少し掘り下げると良かったと思います。

いろんなアプローチがあるのはいいですね♪

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 「給食をシャープペンシルでかき回すことも、粘着テープを顔に貼って勢いよくはがすことも、裁判ではいじめとされました」。

 9月下旬、鹿児島県いちき串木野市立串木野中学校1年、民事訴訟の判決文を使った授業。新福しんぷく悦郎教諭(50)の説明に、生徒の一人が「それもいじめになるんだ。自分もやったことがある」とつぶやいた。

 「責任は誰にあると思う?」と新福教諭が聞く。「先生が気づくのが遅かった」「見て見ぬふりをした周囲の生徒はいじめたのと同じ」など次々と意見が出た。「被害者にも原因があったかも」との声もあったが、「被害者はいじめをやめさせようと頑張った。責任転嫁はおかしいのでは」という指摘に、みな納得した表情でうなずいた。

 判決文を使った授業は1996年、県内で男子中学生がいじめを苦に自殺したのを受け、教員の有志が考案した。3時間の構成で、1時間目は判決文からどの行為がいじめになるのか把握。2時間目は誰にどんな責任があるかを話し合い、3時間目は自分に何ができるのかを考える。

 当時、鹿児島大学助教授として授業案作りの中心となった梅野正信・上越教育大学教授(57)は「判決では多くのいじめ行為が事実として認定される。それらの事実を、いじめかどうかを考える物差しにしたいと思った」と振り返る。

 この日の授業は2時間目。翌日行われた3時間目の授業では、周囲はどうすべきだったか、自分ならどうするかとの問いかけに、「いじめっ子に注意してやめさせることができなくても、先生に手紙を書く」「いじめられている子を慰める」など、できそうな行動が次々に挙げられた。

 浜田真未さん(13)は「声をかけることなら私にもできる。早くこんな授業を受けたかった」と晴れ晴れとした表情を浮かべた。

 新福教諭自身も、「いじめ」と「ふざけ合い」を区別する尺度を意識するようになったという。例えば、中学生の男子ならプロレスごっこはやめさせる。判例などから、それがいじめにつながるケースが多いと知っているからだ。

 20代の頃、いじめに悩む教え子から「先生に相談して何になるの?」と言われたことがある新福教諭。一人ですべてを解決しようとせず、教師と生徒が正確な知識を得たうえで、できることをすれば、いじめは減らすことができると感じている。

 メモ 判決は専門用語が多いため、易しく書き直して教材としている。代表的なのは、1986年に東京都中野区の鹿川裕史君(当時中2)が自殺した中野富士見中いじめ事件や、94年に神奈川県津久井町(現・相模原市)で起きた平野洋君(同)の自殺を巡る民事訴訟など。

(2012年11月15日 読売新聞)

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