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2012.11.16

被害者が退場しなければならない社会はダメ!

■Facebookからお越しの方へ 紹介した記事はひとつ前に掲載しています。

ニュースを見ていると被害者の氏名や、その状況などは克明に報道されることが多い。
内容によっては、かなりプライベートな部分に踏み込んでおり、その土地にそのまま住むのは辛いだろうなと思うことも多い。

一方では加害者の人権は何重にも保護されている印象がある。
被害者はあっさり実名が出ても、加害者は「Aさん」のままだったりして…。
確かに容疑者であるうちは難しい面もあるだろうが…。

いじめにあった生徒がひっそりと転校しようとしたものを阻止した教師がいる。
こういう先生が多ければもう少し親子ともに安心できようが。
多少荒っぽくたって被害者にさらに辛い思いをさせるよりはよほど良いと思うが…。

記事を紹介します。

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『徹底調査で転校防ぐ』

 中部地方の高校に勤務する50歳代の男性教師Cさんは、対応したいじめ事案を思い出すたびに、苦い気持ちがこみ上げてくる。

 「一緒にいると物がなくなる」。1年の男子生徒が、級友4、5人を名指しし、学校に被害を訴えたのは、何年も前のことだった。生徒指導主事と学年主任が、加害生徒を一人ひとり呼び出して事情を聞いたが、認めない。加害側の保護者は「なぜ犯人扱いなのか」とどなり込んできた。

 一方、被害生徒の話も曖昧で、核心を話そうとしない。決定的な証拠が得られないまま2か月がたち、被害生徒の保護者が転校を申し出る事態となった。

 「親が転校させたいというのなら仕方ない」。学校側はそんな雰囲気に包まれた。担当教員を集めた会合で、校長が「しょうがないね」と漏らし、生徒指導主事らがホッとした表情を見せた瞬間、Cさんの怒りが爆発した。

 「厄介事から解放されたと言わんばかりの態度だ。被害者が逃げるように転校するような学校には勤めたくない」

 Cさんには苦い経験があった。以前勤めていた高校で、2人の女子生徒が転校した。2人とも模範的な生徒で、転校の理由はいじめと見られたが、何に傷ついているか最後まで聞き出せなかったのだ。

 「もう一度調べたい」というCさんの申し出を校長が了承。被害者の保護者も、転校をしばらく見合わせることに同意した。

 再調査が始まった。「仲間はずれにされているようだ」との周囲の生徒の証言を基に、加害生徒には、「目撃証言がある。真実を話さなければ停学だ」と迫った。その結果、加害生徒はあっさりといじめを認め、嫌がらせも止まった。

 被害生徒は保健室登校を経て教室に戻ってきた。Cさんは言う。「やり過ぎた面はあるかもしれない。だが、被害生徒の転校を防ぐために、ほかに手だてがなかった」



 いじめに対応するには、教師が児童・生徒から事実関係を上手に聞き出す必要がある。

 生徒指導主事などの経験が豊富な竹内和雄・兵庫県立大学准教授(47)は「それには、被害者と信頼関係が構築されていることが前提」と話す。被害者はすぐに事実を打ち明けないことが多いが、「君の許可がなければ、加害者に聞くことはしない」と話し、教師が勝手に行動しない保証を与えることが大事という。

 複数の加害者から聞き取る時は、口裏合わせを防ぐため、学校全体で態勢を組み家庭訪問を同時に行う。「基本的には加害者を犯人扱いせず、プライドを傷つけないように注意することが大切」と竹内准教授。ただし、すべてを校内で解決しようと考えてはならず、犯罪の疑いがあったら警察に通報するよう勧めている。

(2012年11月1日 読売新聞)

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