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2012.11.13

勝手な理由で正当化

YOMIURI ONLINE(読売新聞)の「教育ルネサンス」シリーズが興味深い。

初回は、過去にいじめを加害者として体験した人にインタビューをしてまとめている。

その中から、
「『自分を肯定したい』『存在の証しを示したい』という欲求が負の形で出たもの」と森田氏が分析している。

だから、「いじめを思いとどまるとき」のインタビューがあるが、
もちろん、叱られて面倒になって思いとどまった例はある。
しかし、「悪いことをしている」と思ってやめた事例はゼロなのだ。

中に、
『「こいつは人気者になりたいだけ」と、大勢の前で心の奥底を見透かされると、気恥ずかしくなり、その気が起きなくなる』
というのが興味深い。

つまり、自分の肯定に結びつかなくなった時点でいじめる動機のひとつがなくなったということなのだ。

記事は少し長いですが、続きで引用します。

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 大津市で中学2年の男子生徒(当時13歳)がいじめを受けて自殺したが、同様の事件は過去、何度も繰り返されている。

 いじめはなぜ起き、どうすれば防げるのか。「いじめた経験がある」という社会人2人(24歳、22歳)、高1、中2の4人に話を聞くと、理不尽な行為を自分勝手な理由で正当化する姿が浮かび上がってきた。

 ――どんないじめをしたのか。

 中2 友だちと一緒に一人を殴ったり蹴ったりした。

 高1 おとなしい生徒に飲み終えたペットボトルをぶつけ、拾わせてゴミ箱に入れさせたりする。体格がいい生徒には、肩にパンチをする。

 22歳 中学の時、車道で度胸試しの危険なゲームをやらせたこともある。

 24歳 中学時代、野球部で同級生の頭や体に軟式ボールをぶつけたりした。


 一般社会では暴行、傷害や強要などの犯罪行為になることでも、学校の中では「いじめ」として矮小わいしょう化されることが多い。


 ――なぜいじめたのか。

 中2 嫌いな先生の授業を受けるとイライラするのでそのはけ口。友だちと一緒にいじめると、部活で同じ目標に向かって頑張っている時のような一体感がある。

 高1 学校は退屈、暇つぶしの部分はある。

 22歳 リーダーになりたかった。勉強や部活で1番になるのは大変だが、力を使えば簡単にリーダーになれる。

 24歳 他人の嫌がる顔や痛がる顔を見るのが好き。見ている周囲の人間も笑っている。

 ――相手の気持ちを考えたことはなかったのか。

 22歳 当時はなかったが、今、思えば、最低だった。


 動機はいずれも身勝手なものばかり。いじめを30年以上研究している森田洋司・大阪樟蔭女子大学前学長(教育社会学)は、「4人のケースは、『自分を肯定したい』『存在の証しを示したい』という欲求が負の形で出たもの」と指摘する。

 「いじめでは、周りではやしたてる『観衆』、黙認する『傍観者』も重要な役割を演じる。観衆や傍観者がいることで、いじめっ子は『認められた』と勘違いし、いじめが加速するのです」(森田氏)


 ――いじめを思いとどまるのはどんな時だろうか。

 中2 告げ口されると、二度とそんな気が起きないよう殴ったりするが、それでも告げ口され続けると手を引く。

 24歳 先生に怒られるのは慣れっこだが、面倒くさくなる。面倒くさいのはいや。

 ――ほかにはどうか。

 中2 中1でサッカー部にいた時は、忙しくて暇がなかったし、問題を起こして試合を出場停止になるのもいやだったので気持ちを抑えた。

 高1 高校では、教師が停学や退学といった力を使ってくるのでやりにくい。

 22歳 「こいつは人気者になりたいだけ」と、大勢の前で心の奥底を見透かされると、気恥ずかしくなり、その気が起きなくなる。


 優位にある者が力を乱用するといじめにつながる。相手の痛みに対する想像力に欠ける彼らにどう対応したらいいのか。森田氏は語る。

 「やめさせるには、力の不均衡をひっくり返す必要がある。いじめられる側が教師の力を借りやすく、学級全体がいじめを白眼視するような環境作りが有効です。さらに、子どものエネルギーや認めてほしいという欲求を、運動や勉強など健全な方向に導くことが、本質的な解決には欠かせません」(聞き手・小寺以作)


最近は「ネットいじめ」も



 今回話を聞いた4人はいずれも男性で、いじめも暴力的なものが多かった。

 文部科学省は、いじめの定義を「一定の人間関係のある者から、心理的、物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの」としている。いじめられた側の気持ちを重視した内容だ。

 いじめには、冷やかしやからかいなど言葉による攻撃や、仲間外れなども含まれる。最近は、パソコンや携帯電話を使いインターネット上で誹謗ひぼう中傷したり、恥ずかしい画像や動画を公開したりする「ネットいじめ」も問題になっている。

 金品をたかったり、集団で暴行することもいじめとされることが多いが、戸田有一・大阪教育大学教授は「明らかに犯罪であり、区別すべきだ」と指摘する。

(2012年10月25日 読売新聞)

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この記事へのコメント
こんにちは!ブログ見ました(*´ω`*)
コメ失礼します☆

いじめというのは難しい問題ですよね・・・。
その中でも、いじめをやめる動機というのは興味深いですね。
ケースバイケースでしょうが、対応いかんで少なくなるとは思います。
このような問題がしっかりと扱われるようになると、改善される面もあると思います。

あ、私はseesaaではネットで副業!を主題に
お小遣い稼ぎのブログ書いてます♪

http://tron48.seesaa.net/

暇な時にでも見に来て下さいな(^-^)

まりあ
Posted by まりあ at 2012.11.14 18:29 | 編集
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