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2012.10.27

「学校が守る」に憤り

いじめの対処は簡単ではありません。

学校の先生にしてもそれは同じです。
なぜなら四六時中特定の生徒に付きっきりにできないからです。
そして、ほとんどの場合、いじめは先生の目の届かないところで行われます。

中学校や高校の場合、教科ごとに先生が替わるのもネックです。
当然、どの先生もいない空白の時間が生まれます。

ある時、いじめの恐れが考えられる事案があり、その対応をしました。
その時は、授業でそのクラスに行く全ての先生に、
次の條行担当の教師が行くまで教室に残ってもらうようにお願いしました。

もちろん、その効果はあったのですが、
所詮対処療法でしかありません。
それでも、その対処療法にかけるエネルギーは大変なもので、
この場合は一人の生徒だから良かったものの、複数になったら対応はできなかったと思います。



それでも多くの教師は簡単に言いますね。
「君は学校が護る」

…口先だけです。

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ちょうどそんな内容の記事があったので昔のことを思い起こしてみました。

記事は「続きを読む」からどうぞ

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 大学2年のAさんは28歳。同級生どころか上級生も年下だが、大学の行事を通して仲良くなり、軽口をたたけるようになった。だが、時折、順調に進学して大学生活を楽しむ彼らの姿がまぶしく見え、複雑な気持ちになるという。

 Aさんがいじめられたのは中学2年の時だった。1学期、別のクラスの男子生徒に、廊下ですれ違いざまに背中をたたかれた。怒りを抑えたら、顔を合わせるたびに嫌がらせをされるように。夏休みにストレスで入院し、2学期に担任に相談した。

 担任は男子生徒を廊下に呼び出して注意したが、翌朝、男子生徒は取り巻きを連れて教室に現れた。Aさんはどう喝され、いきなり傘で頭や背中を殴られた。さらに、靴置き場に連れて行かれ、傘を1本持たされて「決闘」を申し込まれた。殺気を感じ、「先に突き殺すしかない」と思ったが、悲しむ両親の顔が浮かび、無抵抗を貫いた。

 警察に被害届を提出すると、学校では教頭が待っていた。「話は聞いた。君は悪くない。学校は全力で君を守る」

 その言葉にAさんは憤りを覚えた。何を今さら。悪くないのになぜ、こんな目に遭うのか。「自分の身は自分で守るしかない」と決意し、部活以外は、家に引きこもった。


 「いじめを受けた後、教師の不用意な発言によって二重に傷つき、引きこもるケースは多い」と、東京福祉大学の小谷川元一准教授。「守ってやる」という言葉は子どもに無力感を与える。大切なのは一緒に解決しようという姿勢だという。


 Aさんは、進学した定時制高校でも休みがちになり、一時は大学進学も断念。だが、アルバイト先で後輩の解雇に抗議したことで自分も解雇され、「法律を知らなかったら、社会でもやられっぱなし」と一念発起した。6年かけて定時制を卒業、5浪の末に大学進学を果たした。

 初対面の人に話しかけるのは苦手だが、今では友だちが増えた。中学時代の話になると感情がこみ上げてくることがあるが、それでも、遠回りの末に学校に戻ってこられたことに幸せを感じるという。

 将来の夢は研究者だが、中学高校の教員免許を取得し、経験者としていじめの被害者を支援する道も探っている。


 小谷川准教授は語る。「復帰には引きこもった倍の年数がかかる。自己実現を果たし、思い出話にできた段階で心の傷はある程度、癒えたと言えるが、それには根気強く見守り、刺激を与えてくれる大人の支援が必要だ」



 メモ 文部科学省の2011年度調査によると、不登校になった児童生徒は、小学校2万2622人、中学校9万4836人。このうち、原因がいじめとみられるものは、小学校359人(1.6%)、中学校2011人(2.1%)。教職員との人間関係とみられるものは、小学校737人(3.3%)、中学校1399人(1.5%)だった。

(2012年10月27日 読売新聞)

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この記事へのコメント
 大変興味深く拝読いたしました。
連日のアップありがとうございます。

 息子の状況と少し似ておりましたので 涙が出てきました。

 息子は体操服・制服を切らる3回・体育の授業時足をかけられ骨折2回・上履きに画鋲2回・理科の実験時熱湯をかけられ火傷1回・剣道の授業時に数人に囲まれる事数回・机を廊下に出される事数回と中2~高1の間に形として目に見えることだけでこれだけありました。
 息子は絶対に仕返しはしませんでしたし、学校を休むと彼らに負けたことになると皆勤を通しました。
 学校も前年に現役東大理Ⅲ・京大医学部・阪大医学部を過去最高数出した勢いで、更なる学力向上に力を注いでおりました。学校との話し合いをするも対処療法で根治には至りませんでした。
(その後いじめのメンバー3人は時期は違いますが、事件を起こし退学になったそうです)

 何度警察に被害届を出そうと思ったことか…。でもそんなことをすると、息子が学校に行辛くなるのではないか…。毎朝登校する息子の背中に「今日は何事もありませんように」と祈りながら送り出していました。

 そんなにも頑張っていたのに 家でも「もっと~しないとだめよ」「頑張って」と励ましてばかりの母親でした。
成績は下降線を辿り、息子からは笑顔が消えてしまいました。

 学校でも緊張状態だった息子に、本当に申し訳ないことをした、せめて家では心からリラックスでき「今のままでいいよ」と大きく包んであげられなかったのか…このブログの『あるがままの子どもを愛する』にドキリとしたのを覚えています。

 息子がサインを出してくれなかったら、私は身震いがするくらい嫌な母親のままだったと思います。

 夫に転勤辞令が出て、高校を転校することを息子が選択しました。息子のホームに戻れましたが転校ということでまた…と心配も多々ありました。でも私たち夫婦はとても大切な事を学ばせて貰ったので、(お尻を叩くような発言を止め、認める・まず受け入れる発言を意識する)仕切り直すチャンスと前向きに捉えました。

 鍵コメと重複しますが、迷いが発生したりすると このブログに訪問し過去の記事からヒントを探したものです。
 
 お陰様で「あなたのペースでいいんだよ」と言える私になれました。

 息子は今日明日は予備校の模試で、終了後は予備校仲間と模試の打ち上げ(?)をするようです。毎日楽しく過ごしている様子です。

 まとまりのない長々とした文章をお許し下さい。ここ数日のいじめに関する記事は他人事とは思えず、詳細をコメントさせて頂きました。
 また、私たちに必要な試練は訪れると思っています。
ミケ猫さまのブログからヒントを頂きながら(ごめんなさい。頼りにさせて頂きます)クリアして行こうと思っております。
本当に子育てに必要な事は子どもが教えてくれるのですね。

 ミケ猫さまのブログに救われた方は沢山いらっしゃると思います。私もその一人ですから。
 寒さに向かいますのでお身体もご自愛下さい。ありがとうございました。

 
Posted by moon at 2012.10.28 00:54 | 編集
まだブログの作成が生活の中に完全に組み込まれていませんので不規則なアップになっていてすみません。
また、仕事とのかねあいもあり、なかなか思うように書けない時もあります。

そんな中で、moonさんのコメントには、とても勇気づけられます。ありがとうございます。

まだブログを再開したばかりですし、時間もとれないので今のところ、他の方のブログをまったく訪問していません。ですから、このブログを訪ねてきてくださる方も、とても少ないと思います。

でも、moonさんが2年間にわたり、休止中のこのブログを時折訪ねてきてくださったお話をお聞きして、感動し、大きな力をいただきました。
たとえ、見てくださる方は少なくても、moonさんのような方がお一人でもいらっしゃったことを本当にありがたく思っています。

今回はまた、とてもていねいなコメントをいただき、本当にうれしいです。少しずつですが、頑張って続けていこうと思います。

ところで、再開したのを契機に新しいブログも平行してスタートしました。もしや参考になることがあるかもしれませんので、お時間のある時に訪ねていただければ幸いです。
「思春期を上手に生かす秘訣」というタイトルで、ブログの右のプロフィールのところにリンクを貼ってあります。

コメント、本当にありがとうございました。
Posted by 空飛ぶミケ猫 at 2012.10.29 15:01 | 編集
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