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2011.01.17

嫌われる子

少しずつ生活のリズムができてきたと思っていたら、なかなか難しいものですね。
増やしてしまった睡眠時間を元に戻すのは辛いし、
増やしてしまった食事や間食の量を元に戻すのも大変です。

いっぱい寝て、いっぱい食べる…。
これって結構悪循環を作りやすいものですね(笑)

最初は細切れの断片になりますが、
子どもたちの、あるいは親子のいろんな場面を描いていってみようかな、
そんな風に考えています。
絵ではなく、文章を書く…。
これを今年のテーマにしてみようかな、などと…。

続きは追記から
「ねえ、明日の遠足で城山公園に行ったら一緒に遊ぼう!」
A子に帰り際にそう言われてとっさに「うん…」と頷いたけど、返事をしてしまったことが何となくすっきりしない。誰と遊ぶというあてはなかったが何となくA子は避けたかったのが本音だ。

この中学校には4つの小学校から生徒が集まる。
A子は一番小さな小学校から来た子で、一人でいることが多い子だ。
もっともそう言う私も同じようなもので、このクラスに同じ小学校から来たのは男の子だけだ。

クラスで一番にぎやかな4人グループといるとクラスの中心にいるようで楽しいけど、小学校から一緒の仲良し4人組には何となく入りにくい。おとなしい3人組と一緒にいると楽だけど退屈になるし、2人でいつも一緒にいる子たちには近寄りがたい。
入学後、そんな感じでいたらあっという間に1ヶ月も経ってしまった。結局、いつも一緒に行動したり、友達と呼べるほどの子はこのクラスにいない。

「先生~、まだぁー」
「もうちょっとで着くよ!」
「さっきからもうちょっと、もうちょっとって言ってない?」
「そうだよー、もう疲れたよー。」
「私ももう歩けない!」
遠足の片道が8kmというから結構の距離だ。
もうすぐ着くらしいが、みんな疲れて口から出るのは文句ばかりだ。
でも、歩くのは平気だし、決められた列で黙々と歩くのは悪くない。
むしろ自由時間の方がよほど不自由なのだ。

「ピーッ!」解散のホイッスルが鳴ると同時に4人のグループがボールを持って走って行った。
3人組は木陰に向かっているし、他の何人かは先生と一緒にボール遊びをもう始めていた。」
ポツンと残ったA子が近づいてくる。
あまり気が進まないまま何となく同じ方向に歩き出した。
何をするわけでもない、特別話をする話題もない。
ついつい早足で先を歩いていった。

しばらく歩いていくとなんときれいなことかタンポポが一面に咲いている。
「まぁこれが見られただけでもいいか。 ん?A子は?」
そう思って振り返ってみるとA子が何かを手に抱えて近づいてくる。
「それ何?」
「空き缶かなぁ、あそこに落ちていたから拾ってきたの」
よく見なければ空き缶とはわからないほど錆びているのか変色し、土にまみれている。

「先生~!」
A子が拾った空き缶を手にボール遊びをしている輪の中の先生に向かって走っていった。
何やら話をしているようだが、ここまでは聞こえない。
でも、それまでにぎやかだったのが一気に静まりかえった。
そしてA子だけでなく、私にも冷ややかな視線を浴びせる。
「あーっ、やっぱりA子と一緒にいるんじゃなかった。いや、もうこれからは一緒にいないことにしよう。」

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