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2009.10.13

いじめている君へ 「小さな世界出てごらん」

 asahi.com の「いじめられている君へ いじめている君へ」
各界の方たちが書いてくれているメッセージで、今まで何回か取り上げました。
今日はカヌーイストの野田さんのメッセージです。


IMG_0562_convert_20091002201741.jpg

いじめている子に「○○だからいじめてはダメ」と言ってもなかなか説得力はありません。
だって、いじめることはダメだと言うことを本人はすでに知っているんですから……。

野田さんは、いじめっ子だったA君の変容を通して「小さな世界から出てごらん」と呼びかけています。
確かにその通りだと思います。

いつも言うことですが、
このブログを「いじめている子」が見ているということは、まずないと思っています。
読んでくださる方は良識のある大人の皆さんです。

そう、私たちは子どもたちに
「小さな世界から出る機会」を作ってあげることがとても大切になるんですね。

【ニュースに見つける思春期子育てヒント】
子どもたちが小さな世界から出る機会を作る

『いじめている君へ』

小さな世界、出てごらん
作家・カヌーイスト 野田知佑さん


 ぼくは四国の吉野川で「川の学校」の校長をしている。毎夏、小5から中3までの子どもを集めて、川遊びを教える。今年の参加者のA君は中1。先日、ぼくに手紙をくれた。

 A君は、最近までいじめっこだった。グループをつくって、変わったところがある子や生意気な子、ぼんやりした子をいじめていた。

 A君は、「川の学校」に入って驚いたらしい。彼の学校なら、いじめにあいそうな子がたくさんいたからだ。でも、一緒に遊んでいるうちに、その子たちが違って見えた。

 どんくさそうに見えた小6の女の子は、エビをとるのがうまくて、夜、たき火の前で話をすると、自分の知らないことをたくさん知っていた。カヌーが転覆(てんぷく)した時、まっ先に助けてくれたのは中3の男の子だった。体が大きく、力もある。魚とりもうまい。

 それに講師のおじさんたち。魚を素手(すで)でつかんでとり、コイやナマズをもりで突いてくる。大人はなんてかっこいいんだと思った。

 自分がやっていたことが幼稚(ようち)なものに感じた。人をいじめるなんて、後味が悪いし、格好悪い。小さな世界でいい気になって、はずかしい。「ぼくは早く大きくなって、かっこいい大人になりたい」。その手紙はしめくくってあった。

 A君は他人をいじめるみじめで小さな世界より、もっと自由で楽しい場所があることを知り、いじめから脱出した。

 自分の小さな空間から出て、それまで知らなかった物や人に会うこと。それは君の人生を変える。いじめている君へ、一人で外に出て、いろいろな人に出会ってごらん。
(朝日新聞2006年11月30日掲載)

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この記事へのコメント
私はいつも思うんです。
どうかいじめる子のケアをして欲しいと。
いじめられた子供を持つ親として、もちろんいじめは許せない。
だからこそ、いじめる子の心の闇を癒して二度と被害者を出さぬようにと。
記事にもあるように
いじめが悪いという事は
本人が知っているはずなんです。
なのにそうしてしまう心な闇。
それを溶かす事がいじめをなくす事だと思います。
Posted by 海のいるか at 2009.10.13 22:14 | 編集
久しぶりに野田さんの文章を読みました。
私が高校生くらいの時に彼のエッセイをよく読みました。
とても大きくて男らしくかっこいい人です。
とても父性を感じさせる人です。
こういう格好いい生き方をしている大人が近くにいたら
物の見方も変わるかも。
そして自分のちっぽけな世界も広げてみようと思うかも。
そんな大人がいないならそんな大人が書いた本を
読むだけだけでも世界が違って見えると思います。
そういう機会を作る事も大人の役目だと思います。
Posted by ちぃまみ at 2009.10.13 23:06 | 編集
いじめている子自体の感覚も確かに見直さないと、延々といじめは続くでしょうね。
早くこんな風なきっかけがあればいいけれど、切り替えできなくなった頃にきっかけが出てきたとき
切り替えるスイッチを押すのは難しいでしょうね。
切り替えるにしてもいきなりいじめていた子に仲良くしても、いじめられていた子は不気味だし怖いし許せない思いもあるでしょうね。
その点のコミュニケーションのとり方も、おぼえていけるといいな。。
Posted by 日下ヒカル at 2009.10.14 09:04 | 編集
■海のいるかさんへ
被害者の人権をないがしろにして、加害者の人権ばかり気を遣うような場面がよく報道されます。
でも、それは決して「いじめる子の心の闇」を解消することには結びつかないと思います。
大切なのは、いるかさんがおっしゃるように、かばうことではなく、闇を解消して二度といじめる行為をさせにことでしょうね。

■ちぃまみさんへ
ごめんなさい、私は野田さんの文を初めて読みました。でも、確かにかっこいい。こんな大人に囲まれた子どもは幸せですね。
ちぃまみさんがおっしゃるように、それが叶わぬなら、せめてそういった文に触れさせるのも方法ですね。

■ヒカルさんへ
確かにさんざんいじめていた子が、突然いい子に変わったとしたら、歓迎すべきことであると同時に、それまでいじめられていた子は何か割り切れない者を感じるかもしれませんね。
いつも貴重なコメントありがとうございます。
Posted by 空飛ぶミケ猫 at 2009.10.14 21:47 | 編集
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