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2009.05.18

子供のノート見たことあります?

 新聞の記事を見てびっくりしました。
子供のノートの書き方、保護者向けの指南書が多数出ているんだそうですね。
子供がより豊かな生活をするために親がいろいろ教えたり導いたりすることはいいことだと思いますが、
子供のノートの取り方を書籍を見て指導する時代なんでしょうか?


IMG_0132.gif

『無関心も良くないが過干渉も良くない』……それが私の考えです。

教員時代に多くの中学生を見てきました。
したがって、これから書くのは小学校高学年から中学生にあてはまると思います。

子どもたちの中には字の上手な子もいるし下手な子もいます。
ノートを上手にとる子もいるし、そうでない子もいます。
でも、多くの子を見ていると、ある傾向があることに気が付きます。

まず、全体的には字の上手な子の方が学力の高い子が多いようです。

その中でも、黒板の要点をまとめたり、自分のわからないところをチェックして、
色を変えて後からわかるようにしているような子、
先生が言葉で『ここが大事!』とか言ったことをノートにチェックしているような子はとても優秀です。

でも、字のきれいな子、ノートがきれいな子でも黒板の丸写し型の子の学力はあまりふるいませんでした。
*特に何も考えずにただひたすら写すことが作業になっているような子(先生が間違った字や内容を書くと、その間違いをそのまま写すタイプの子)です。

それでもノートをきちんととる子はまだOK!
教科書に書き込んだり、ノートをあまりとっていない子は一般に学力は低かったようです。

一度お子さんのノートを見てはいかがでしょう。

ついでに、文房具も見ちゃいましょう。
ちょっとおもしろいことがあります。
あまりにもチビた鉛筆を使っている子は一般的に勉強ができなくなります。
鉛筆の数が1,2本と少ない子や、筆入れの中が汚い子も同様です。

『短くなっても大事に使いなさい!』
……親ならそう言いたくなります。
もちろん、乱暴に使ったり、使えるのに捨てたりするのは論外。
でも、あまりにも短い鉛筆を使うのは決して能率のいいことではありません。
子供の筆入れを見て、
良く削っていない鉛筆がほんの数本しかなく、消しゴムもとても小さく汚れたのが1個、
こんな子は間違いなく勉強ができません。

きちんとした根拠はわかりません。
でも、ちゃんとした長さのある鉛筆が5~6本、きちんと削ってある……これってとても大切です。
経験則では、勉強ができるようになるための最低必須条件のような気がします。

私自身の子が高校生の時、
数学の難問にチャレンジしていました。
やり方はわかるのに何回やっても違う解答になっていました。
かなり難儀した後に彼は言いました。
『な~んだこんなところで間違っていたのか……』
そうなんです。
ノートの端にちょっとした計算をしていたのですが、
その時の自分の文字(上手ではない字)を読み間違えて先に進んでいたんです。

上記のことになんとなくつながるようだと思い出しました。
そう言えば、『筆算をする時には定規を使って線を引くように指導しています』という小学校の先生がいました。
きちんと書いていかないと、問題そのものはわかっていても、途中でよくわからなくなる子がいるんだそうです。

もっとも、指南書を片手に子供を叱りながらノート指導なんてのは明らかに過干渉です。
記事にもあるように指導は学校にまかせ、親は褒めて伸ばすのがいいのではないでしょうか。

【ニュースに見つける思春期子育てヒント】
ちょっと子供の筆入れを見てみる


ノート:小学生のノート術 保護者向けに「指南書」多数
 ◇チェックポイントは「丁寧さ」「正確さ」

 子どもが学校で使うノート。「見ても何を習ったのか不明」「落書きばかり」と心配する保護者もいるようだ。書店では、大人向けのノート指南書に並んで、小学生の保護者を対象にした本も少なくない。家庭でどうサポートしたらいいのだろうか。

 ●「実物」参考に

 「明日学校に持っていく物を連絡帳に書いてこられるのかしら」「学校ではノートの取り方も教えてくれるんでしょうか」

 小学1年生の保護者のアンケートでこんな声が多かったことから小学館(東京都千代田区)は「小学一年生ノート」を出版した。回答者の子どものノートの実物写真をふんだんに盛り込み、さまざまな子どものノートを比べられるようにしてある。岩間朗子(あきこ)編集長は「普通はわが子のノートしか見る機会がないので、余計不安に思うようです」と話す。

 子どものノートを、ページを飛ばしたりして書く「ぐちゃぐちゃ型」、授業よりお絵かきに熱中する「落書き型」など4タイプに類型化し、科目別や学校教員らのアドバイスを掲載している。

 神戸市立西山小教諭の藤岡大樹さんは「基礎の基礎」として、単純な線や図形を見て書き表す「視写力」に注目し、家庭でも正しい鉛筆の持ち方や、生活の中で意識して指先を使うことを勧める。

 「秋田県式家庭学習ノート」(主婦の友社)も高学年を含む100人のノートを写真付きで紹介している。

 「家庭学習ノート」は地域で取り組みの差はあるが、以前から県内の小学校で広く利用されてきた。教科書を写したり図鑑で虫を調べるなど、子どもが毎日自分で内容を決めて書き、翌日、担任が見てコメントする。編集担当者の中野明子さんも秋田県出身。「ノートを通じ保護者と教師が一体となって子どもにかかわれる。秋田県が文部科学省の全国学力テストで2年連続日本一となった背景の一つのようです」

 ●思考の軌跡残す

 小学校でノートの取り方はどう教えているのか。「学力のつくノート指導のコツ」(ひまわり社)などの著書がある岩手県軽米(かるまい)町立笹渡小副校長、佐藤正寿さんは「後々の学習効率のためにもノートの使い方は1年からしっかり教えます」と語る。

 1年生ならマスの中の字を書き始める位置をつかむところから始め、段階を経て、改行など作文の決まりごと、文を丁寧に正しく書く基本をどの授業でも行っている。書くのが遅い子がいれば、手本を写したり早書きゲームなどで楽しませながら訓練するという。

 上の学年では新学期にまず一人一人のノートの使い方を観察。個条書きや、要点に二重丸をつけたり線で囲むなど、復習するときに便利な技能を教える。高学年は板書を写すだけでなく、自分の考えも書かせる。「教えれば、自分の思考の軌跡を残すのがノートだと理解できます」

 保護者には「丁寧に正しく書いているか」を基本に見てほしいという。いっしょに宿題をしながら、まずはほめ、「先生に見せられる字で書こうね」「定規を使うとまっすぐ線を引けるよ」などと具体的に声をかける。「こんな書き方はだめ」などと責める言葉は、子どもがノートを見せたがらなくなったり、「先生はこれでいいって言ってるのに」と混乱するので避けたほうがいいそうだ。
【毎日新聞 2009年5月17日 東京朝刊】

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この記事へのコメント
こんにちは
ノートの取り方って大切ですよね。
ちょっと前、東大生のノートって話題になりましたが、得点力のある子はやっぱりノートも美しい。
筆箱にもあらわれる、その子の学習姿勢。
まさしく一事が万事ですね。
Posted by しんけんれっど at 2009.05.18 17:14 | 編集
ミケ猫さん、今日の我が家を覗いてました?
何てタイムリー!!
今日、おチビの中間テストの答案用紙が返ってきたのですが、クラクラするような点数が・・・
今日のミケ猫さんのブログをおチビに見せました。

奮起してくれるといいのですが・・・
Posted by yuyuhaya at 2009.05.18 20:09 | 編集
子ども達が小学校に入学したときに一番気になったのが「ノート」でした。授業が始まって居るはずなのにいつまでも 真っ白のままのノート。
授業はプリントを中心として行われていて、私もちょっと心配になり 「家庭学習用」として ノートを作り
ノートの整理の仕方を教えた時期があります。
小.中と先生が作成した書き込み式のプリント学習主体の授業が多かったせいなのか 高校生になり
「ノート」の使い方が分からない生徒がでています。

「指南書」があるとは知りませんでした・・・。

筆箱の中身・・・見落として居るのでチェックしてみます。
Posted by ぶっこ at 2009.05.18 20:20 | 編集
すごく為になりました!
さっそくチェックしてみます。
娘はおそらく大丈夫。ノートは綺麗だし、色も変えてますね・・筆箱も綺麗。
息子が・・あぁ・・(笑)
すこーしだけ口を出して軌道修正かけてみます~
Posted by at 2009.05.18 22:44 | 編集
文房具使い方一つとっても
頭の中が整頓出来るタイプかどうか
わかりますよね....

天才肌は別として?
効率が出来るだけよくなる
近道はとるべきですよね。
鉛筆一本取っても。
Posted by grassyspot  at 2009.05.19 05:15 | 編集
ノート、大切ですよね。
うちは・・・みんな駄目かも(>_<)
書くこと自体、めんどうがって・・・。
三男はまだ少しはマシだけど、それでも・・・。
次男は最悪かも(泣)
何書いてあるのか読めない・・・。
頭抱えています。
Posted by 海のいるか at 2009.05.19 09:22 | 編集
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Posted by at 2009.05.19 11:05 | 編集
娘の筆箱は、カラフルなペンがたくさん入っていて、いざシャーペンを!と言うときになかなか取り出せないことがあります。
そのペン達は学習用ではなく、お友達との交換日記にメインに使われているようです(泣)

文房具だけでも、子供の姿勢は分かるものなのですね。。。
参考になりました~
Posted by にゃにゃごろー at 2009.05.19 12:11 | 編集
東大生のノートは美しい、とかでしょうか。
ちらりと立ち読みしましたが、確かに綺麗なんですよね。
あんなノートがあったら、つい借りてしまいそう・・・(あはは)。

で、変わって、ウチの長男。
何書いてあるかわかんなーい!
「ノートはケチるな!余裕を持って書け!」
って、時々言っているのですけれどもね。
自分がわかればいいやって思っているのでしょうけど。
その自分が、読めていないのでは・・・。
自分で工夫しながら、使いやすいノートに育てていくのも、
これまた楽しみの一つだったりします。
そういえば、筆記用具もむちゃくちゃでして。
「鉛筆少ない!短い!消しゴム小さすぎ!」って、先日大目玉食らったところですw
Posted by ぽちちょ at 2009.05.19 13:22 | 編集
我が家で一番賢い長女のノートは念入りでした
学校で書いてきたものをわかりよく清書してましたから~
他の二人は問題外・・・泣
Posted by ひまあゆ at 2009.05.19 14:25 | 編集
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Posted by at 2009.05.20 01:52 | 編集
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