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2009.05.05

小1ブロブレムの対策

しばらく前から言われている中1ギャップ、それにくわえて、小1ブロブレム。
とても大切なことだと思うし、取り組みをしているところには敬意を表します。
が…


IMG_0117.gif

小学校の学校生活と中学校の学校生活は大きく違うもの。
だから、そこである種のカルチャーショックを受けて、子どもたちは大きく成長したように思います。
いつも担任の先生と一緒に過ごす小学校、
上下の境のあまりないフレンドリーな小学校…

中学校に入ると、まず複数の小学校から来ているので、今まで固定しつつあった人間関係が、
リセットされる部分があり、子どもたちが自分を大きくかえるきっかけになったりしました。
また、教科ごとに先生が替わるため、ある先生とは合わなくても、ある先生とはとても波長が合うなんてこともありました。
部活動は縦社会を経験する良い機会でもあったし、自分の好きなことに打ち込める場にもなりました。

ところが、そういった大きな変化に耐えられない子どもたちがきっと増えたのでしょうね。
昔は(こういう言い方自体問題がありますが…)普通に乗り越えてきた壁を越えられない子が増えてきたとも言えます。

今度は幼稚園、保育園から小学校への変化についていけない子たちが増えてきたということでしょうか。
私は、中1ギャップや小1ブロブレムについての各種の取り組みを否定するものではありません。
とてもいいことだと思いますし、先進的な取り組みをしているところをお手本にどんどん実践していってほしいと思っています。

でも、親として、あるいは地域社会として、それらの対策にお任せしているだけでは、いけないような気がしています。
小1ブロブレムも中1ギャップも、それまで越えられる子がほとんどだった壁を越えられなくなってきた。
それはコミュニケーション能力の問題かもしれませんし、生活経験の違いなのかもしれません。
でも、ただ対策に依存しているのではなく、それぞれの家庭が、我が子に対してできることがないのかを考えていきたいと思います。

少しくらいの壁でも平気で乗り越えられる子、
あれこれ試行錯誤して壁を乗り越える子、
一度失敗しても、また挑戦して乗り越えようと頑張る子、
そういう逞しい子を育てるにはどうしたらいいのか、考えることも大切ではないかと…

【ニュースに見つける思春期子育てヒント】
依存しない逞しさを親がもつ


国が「小1プロブレム」対策でお手本集
幼小連携促す

 小学校に入学したばかりの児童が学校生活に適応できない「小1プロブレム」。

 最近にわかに問題になっているが、文部科学省と厚生労働省は対策の一助にしようと、全国各地で行われている有効な取り組みを紹介する事例集を作った。

 事例は11件。例えば、大津市では、幼稚園と保育園に通う5歳児が、近くの小学校で行われる運動会や音楽祭などの行事に参加し、5年生と交流。5歳児には、早く小学生になりたいという期待感を抱かせ、5年生には上級生としての自覚を促している。

 5歳児が入学する頃には、知り合いになった5年生が最上級生として快く迎えてくれるので、新入生たちの様子も落ち着いているという。この取り組みは一部の学校で10年ほど前から始まり、効果がみられたため、今では同市内の半分以上の学校が実践している。

 愛知県は2005年3月、小学校教師や保育士らが十分に互いの指導内容を理解していない点がみられたことから、幼児教育の意義や小学校入学前にやるべきことなどを一問一答形式にして同県のホームページに掲載した。「幼稚園や保育園では、なぜ遊びを重視しているのか」。小学校教師が抱く素朴な疑問を挙げて、「遊びには想像力が入るため、学ぼうという意欲につながっていく」などと解説している。

 事例集ではこのほか、園児と児童が一緒にサツマイモを栽培する様子を観察することで、小学校側が入学前の園児の発育状況を確認している北九州市などの例が取り上げられている。

 学校関係者の間では、小1プロブレムの解消には、やはり小学校と幼稚園などとの連携が欠かせないという声が出ている。しかし、その取り組みは地域により大きな差があるのが実情で、昨年、政府が策定した教育振興基本計画にも、「子供の発達や学びの連続性を踏まえ、幼稚園・保育園と小学校の連携を促す」との一文が盛り込まれた。

 事例集作りに携わった埼玉学園大の松嵜(まつざき)洋子教授(発達心理学)は「手探りで連携方法を検討している学校などにとっては参考になるでしょう。子供たちが順調に成長できるように活用してほしい」と話している。
(2009年5月2日 読売新聞)

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Posted by at 2009.05.05 15:18 | 編集
3男が今年中学に入学しましたが、特に今のところ問題はなさそうです。
せいぜい制服が暑い位でしょうか。
私個人の考えですが、最近は町内会や子供会に加入しない家庭が多く、
違う世代と関わるチャンスを逸している一因だと思います。
そういう場で知らず知らずの間に人間関係や処世術を学んでいたような気がしますが、
最近は親も子も気の合う人のみの狭い範囲でしか付き合わない傾向があるような気がします。

それにしても変化に耐えられないないのは、社会に出るときどうするんでしょうかね?
社会に出た時のストレスやプレッシャーは
中学に上がるという変化なんか比べ物にならないと思うんですけどね。

Posted by yuyuhaya at 2009.05.05 21:32 | 編集
家の子の行ってる小学校はすぐ近くに保育園があり、三男の学年は去年、年長さんと何度も交流してました。学校へきたり、逆に保育園の夏祭りなどでは三男たちがお化け屋敷を作って園児を楽しませたり。とてもいいなと思いました。

ただ、やはり親は“変化”に柔軟に対応できる心を子供に育てるようにしないといけませんよね。
この先変化はいくらでもあり、そのたびにこのように丁寧に対応してもらえるわけではありませんからね。いろんな経験だったり、自己肯定感だったり、広い視野で物をみることだったり。
親自身が何かに挑戦する姿を見せたり・・・。
いろんな角度で“生きる力”をつけていけるように。
Posted by 海のいるか at 2009.05.05 22:06 | 編集
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